このホステル、朝食お金いるって言ってたのに無料でした。
ブッキン◯コムって結構適当です。
カード手数料無料って書いてたからカードで支払おうとしたら無理って言われたり
女性ドミトリー選んだのにミックスだったり
キッチンないって書いてたのにあったり
海外にいたら寛容にならないといけませんね。
朝から甘~いチョコレートをトーストにたっぷり塗ってホットチョコレートとオレンジジュース、ヨーグルト頂きます。
この時点で甘過ぎですね。
私、チョコホリック(チョコレート中毒)なのでこれくらいがちょうどいいのです。
地下鉄に乗り観光地の中心まで歩いていきます。
今日は待ちに待ったザッハトルテ食べ比べ大会なのです!
1人でも大会です!
ザッハトルテとは?
オーストリアの代表的なチョコレートケーキ。
美味しい物を食べ尽くした貴族の為に何か新しい物を作れ、という政治家メッテルニヒの命令に、仕えていた料理人の1人、ザッハー(当時16歳、下級料理人)が考案したお菓子です。
ザッハーはこれを機にウハウハ商売で大成功しました。
次男がホテルを開業、それが有名店「ホテル・ザッハー」です。
ホテルの中にカフェがあってそこでザッハトルテ食べる事ができます。
もう一つのザッハトルテの有名なお店「デメル」
王宮御用達のお菓子のお店です。
ホテル・ザッハーが潰れかけた時に援助し、ザッハトルテのレシピとザッハトルテ売り出す権利を買い取りました。
その2つのお店のザッハトルテを食べる事ができる!
なんという素晴らしい日でしょうか!
毎日自炊でコツコツ節約して来たけれど…
今日は!
発散する日ですよ!
まずはデメル!
2時に行って30分くらい待ちました。さすが王宮御用達の店、大盛況です!
パティシエ達がケーキを作るところを見る事ができます。
私が見た時はパティシエさんが白とピンクの可愛らしいケーキを作っていました。
ザッハトルテだらけ…
案内された部屋の内装が豪華、しかも4人掛けの席に座ることができました…
カップルが多い中、私一人この仕打ち!
絶賛一人旅の私ですがもうこの際どうでも良いです。
早く食べたい!
元お姉さんだったデメルレディにザッハトルテを注文して待ちます。
肝心のザッハトルテは…上品な味でした。
もっともったりガッツリ胃にくるかと思ってけどサラッと食べられるケーキでした。
ザッハトルテの最大の特徴、アプリコットのジャムもそこまで主張せず、チョコレートの甘さを引き立てるいい役割をしていました。
コーヒーと一緒に食べるのが一番良いそうですが、しかしコーヒー飲めないので、しかもメニューも読めないのでザッハトルテのみです。
これで一切れ4.1€!意外にもリーズナブルです。
次はホテル・ザッハー!
デメルから少し歩くので地下鉄で行きます。
ワンデーパス買ったので地下鉄もバスもトラムも乗り放題です!
ザッハーには運良く並ばずに入れました。もちろん店の中は大盛況です。
2人掛けのテーブルに座りメニューを貰いました。
メニューがおしゃれ!
びっくりドンキー以来のインパクトメニューです。
何だこれは!
メニューの冒頭にホテル・ザッハーの歴史がありましたが読めませんでした。
てか、とっくに知ってるから読まなくて良いよね。
ニコニコのKFCのカーネ◯おじさんに超激似のスタッフさんにオーダーしました。
ザッハトルテお願いします!
と言って数秒後に来ました。
早っ!
メニューをカメラで撮っていた所に来ましたわ!
ザッハトルテにホイップクリームが添えられた逸品です。
かなりコッテリなチョコレートです。
アプリコットのジャムも強めで一口食べる度に主張してきます。
一口食べてホイップクリームで口をスッキリさせてを繰り返して、最後あたりは食べるのが苦しくなっていました(笑)
でも重めのチョコレートは大好きです!
いくらか忘れたけど5€くらいでした。
二軒食べ終わり大満足でウィーンの街を歩いていました。
結果どちらが良いかというと…
ホテル・ザッハーのザッハトルテの方が好きです。
好みの問題なんでしょうが、あの「もう食べらんないよ」っていうくらいのシュガーラッシュは半端ないです。
甘さのない人生なんて意味がない!
余談ですがその後、モーツァルトチョコレートを買って食べたのでその日の私は相当な血糖値だった事でしょう。