プリトヴイッツェのバス停から首都ザグレブまで2時間半。
ネットの書き込みには乗れない可能性があると書いてあったが全然大丈夫だった。
まだ5月の終わりだからかな?
夏は観光客でごった返すそう。
帰りのバス代は99クーナ。
荷物代は8クーナ。
なんで?会社が違うから?
バスに乗って少し経った頃に雨が降り始めた。セーフ!
ちょっとラッキー!
バスは結構揺れたが疲れていたので瞬時に寝た。
すぐにザグレブに着いて昨日食べたピザをまた食べに行った。
ピザホール4分の1、8.7クーナ。
160円くらい。
安すぎじゃないかな?
クッキーしか食べてなかったのでガツガツ食べた。
クロアチアはハンガリーと比べると高め。
もちろん日本と比べると十分安い。円安でこの値段だもの…
ザグレブ~ドブロブニク
ザグレブ→ドブロブニクは23:55発で9時に着くそう。
絶対定時に着かないけど。
荷物代7クーナ支払って乗り込む。
バスはの中は乗客がまばらでスカスカ。
窓側にパソコン類の入ったリュックを鍵で括り付けてこれで良し!
寝袋に包まって眠りについた。
寝袋買って良かった…
途中で何回も止まるのでちょいちょい起きる。
5時頃に起きた時の風景が凄かった…
もうドブロブニクに着いたのかと勘違いした。
あのオレンジの屋根が並びビーチが見えた。
どのビーチも目が醒めるような青さ。
グラデーションの美しさは素晴らしいもの。
もう一度言うけど、まだ朝の5時。
朝ならではの澄んだ青の色を見せてくれた。
Google mapで場所を調べるとここはスプリットという街らしい。
とても可愛い街並み。
知らなかった。
知っていたらここに滞在したかった。
海沿いを走り抜け、山道をバスが通る。
山道から向こう岸が見える。
向こう岸には島があったはず…
でも、大陸にしか見えない。
それ程大きな島を今までに見たことが無い。
大陸と島の間には強い青の色。
日がだんだんと登り海面をキラキラと輝かせているアドリア海。
何度見ても飽きない。
アドリア海に魅了される。
眠いはずなのに夢中になって見ていた。
海はなんでこんなにも心をつかんで離さないのだろう?
ドブロブニクに行くためにはボスニアを通らなければいけない。
ドブロブニクのあるエリアは飛び石なのだ。
検問でバスの運転手がパスポート!と声を張る。
運転手が寝ている若い男性を突いて起こす。
ボスニアの検査員がバスに入り一人一人のパスポートを見て行く。
日本のパスポートは本当素晴らしい。
数秒で終わる。
運転手に起こされたはずの若い男性は検査員に手荒く起こされていた。
ちょ、もっと優しくしてあげてよ(;^ω^)
ボスニアで謎の長時間休憩をがありそれからクロアチアで入国審査を再びする。
パスポートにスタンプを貰った。
ちゃんとした国なんだなぁと思った。
山道をずんずん進む。
時刻は9時。
やはり時間は信用できない。
ボスニアで運転手が変わった。
仕事を終えた運転手から酒の匂いがした。
と言うのも、私の前の席に座ったからだ。
乗客が少ないからかな?
自由度が高い。
クロアチアの海の色、珍しい山の作り、島々。
どれもこれも期待させてくれる。
そうこうしているうちに目的地のドブロブニクバスターミナルに着いた。
まだ10時。
この街で友達と待ち合わせをしている。
期待を胸に今日の宿へと向かうのだった。