世界一周

深夜のローマのマクドナルドで不良に囲まれる大ピンチ

海はシケてました。雨だからですね。

けっこう揺れたので2時間ごとに起きます。

空港泊よりよく眠れました。

「ヘイ!ヘイ!」

アメリカ人に寝起きに話されます。

おしゃべりな子です。

イタリア、バーリ港~ローマ、迷子の旅

どうやら到着が遅れているらしい。

それはそれで良いとして二度寝をします。

結局、イタリアのバーリ港に着いたのは3時間遅れで11:30。

入国審査もそこそこに駅を目指します。

「ソー、タイヤード」

So tired.ばっかり言われます。

私も疲れてるよ!

着いたものの今いる場所がわかりません。

「ヘーイ!」

タクシーに話しかけられ2人で10€。

距離的に明らか高いけどアメリカ人が決めてしまいました。

それは良いとして。

駅に着いて電車のチケットを買います。

「今日はフルだ。明日しか予約はできない。」

今日は終わりだね。どこかでWi-Fi拾って安宿探さないとね。ローマで宿予約しててキャンセル料発生するけど仕方ないなー。

って思ってたら。

アメリカ人「I must go to Rome today!Let’s go to bus station !」とのこと…

思えば、ここで違う選択をしていれば…

バスを探しに行きます。

同じような目にあってるローマに行けないカナダ人もパーティに加わってバスチケット売り場に行きます。

弾丸の様な英語に変わったので付いていくだけになりました。

もっと勉強しなきゃね。

バスチケット売り場にて。

「ローマまで?今日はフル。明日もフルだよ。」

ふう、これで決定。そしたらWi-Fiを…

「okay!Let’s go Napoli.」

バーリからナポリ、ナポリからローマに行けるそうです。

カモンカモン!といわれ行きます。

ノーと言えない日本人発揮。

ナポリは治安の悪い街です。

イタリアは南に行けば行くほど治安が悪いことで有名です。

バーリからナポリまで3時間。

うまく行けば8時にはローマに着きます。

まだセーフな時間帯です。

バスターミナルから宿まで10分程なのでイケます!

…ナポリを過ぎました。

ここはどこですか?

知らない街に着いてしまって、電車でナポリに行きます。

この時点で時刻は7時過ぎ。

試合終了でございます。

しかも雨が降ってきました。

何とか電車に乗る事が出来たのは9時頃。

電車も遅れてます。

みんな疲れてるのでイライラしてます。

うっかり、電車の中で寝てしまいました。

数分寝て、ハッと起きてまた寝ようとしたら

ドン!hey!Don’t!

アメリカ人から足を蹴られ何故か怒られました。

何?寝起きの意識朦朧。何が起こったかわかりません。

理由を聞くと、自分は3日目寝てない!わーわー!と言います。

八つ当たり??

寝ればいいやんと提案しますが、私にはできないと言われます。

だんだん腹が立ってきました。

なぜ足を蹴られないといけなかったのか?

なぜ寝てはいけないのか?

なぜ、あの時自分の選択が出来なかったのか?

 

 

結局ローマに着いたのは12時ミッドナイト。

深夜のローマは寒いです。

ここでみんなとお別れ。

宿のチエックインの時間終わったと告げると、グットラック!と言われ、分かれました。

どうしよう…

とりあえずマックがあったので入ります。どこのマックにもWi-Fiあるからです。

丸顔「Wi-Fiの使い方教えてください。」
店「ヨーロッパのモバイルナンバーがないとWi-Fiは使えない。」

オワター(  Д ) ゚ ゚

とりあえずお腹すいてたのでハンバーガーを買って適当な席に着きました。

マックにも怖いお兄さんが沢山いました。私の方を見てニヤニヤしています。
怖いよ…なんだか周りを囲まれてしまいました。

こわいよおおおおおおおおお!

半泣きで急いでハンバーガー食べてお店の人にどこにリーズナブルなホテルがあるか尋ねます。早くここを出たい!

ここから近いとこだと言われましたが、マックの出口に怖いお兄さんが沢山たむろってます。

仕方ないのでタクシー拾います。歩いてフルボッコよりタクシーがマシ。

タクシーに深夜料金増されて氏にそうになりながらホテル到着です。

お値段は??

「60€だ。」

げろー(  Д ) ゚ ゚

でも、ここにするしか…選択肢は一つ。

「すみません、ディスカウントできませんか?お金なくて。バスが遅れて大変だったんです。」

童顔に涙を付けて間抜け顔をさらすと48€に下げることに成功しました。

 

ホテルは大きなベッドとバスタブがありました。

バスタブがあるよおおおおおお!

バスタブに絶叫してしまいました。

やっとたどり着いた安心でいつの間にか寝てしまいました。