ドバイ国際航空にてWi-Fiを探します。
どこだ…どこだ…
インフォメーションのお姉さんに聞いて拾ってみてもWi-Fiが弱すぎてLINEが使えません。
どこかのcoffee shopにWi-Fiあるかも!
お店に聞きまくります。
ここもダメ
あそこもダメ
何処にもありません。
私は凄く焦っていました。
電話をする約束があったのです、
約束の時間にWi-Fiを繋がないといけないのです。
ドバイ~ウクライナで空港泊
Wi-Fiが使えるラウンジもゲートを過ぎてから。
ゲートを過ぎればWi-Fiが使える…!
国際線のチェクインは3時間前から出来ます。
まだかなまだかな…
カウンターが開くのを待ちます。
ロシア系の人達もソワソワしてカウンター開いてないのに並び始めました。
私も一緒に並びます。
チェクインの時間になり私の順番が来ました。
次のフライトのチケットとパスポートを渡します。
カウンター「次はどこに行くんだ?」
丸顔「??アテネですよ?」
カウンター「ギリシャの次だ。」
丸顔「イタリアです。バスで行きます。」
カウンター「チケットを見せろ。」
ここで凡ミスに気がつきました。
片道航空券しか持ってない人を空港会社は嫌います。
ゲートのスタンプ押す人達は不法滞在の恐れがある人を前の国へ戻すことが出来るのです。
乗ってきた飛行機の空港会社の負担で。
なので、空港会社が片道航空券しか持ってない客を嫌います。
次の次まで持ってればいいけど。
慌てて航空券を取ることにしました。
でも、Wi-Fiがありません。
カウンターにお願いしてパソコンを貸してくださいと頼みました。
Wi-Fi業務用あるからそれを拾えとパスポート教えられて拾いに行きます。
全く拾えません。
1時間が過ぎ、もう一度カウンターに頼みます。
カウンター「ちょっと待て」
明らかに暇そうな職員と焦るだけの私。
このまま乗れなかったら…
スケジュールが崩れて一番行きたかった島に行くことができない。
それに約束の時間を遥かにオーバーしています。
カウンターに再度お願いします。
丸顔「お願いだからパソコン貸してください。」
カウンター「わかった、わかった、Wi-Fi繋ぐから!」
繋げるのかよ!!
空腹も加算してイライラ度マックスでなんとかフライトチケット予約しました。さよなら三千円くらい…
Wi-Fi繋げてくれたお兄さんにお礼を言って急ぎます。
時間がありません。
ゲートをかんたんに通りラウンジに入ります。
とりあえず食べないと約10数時間耐えられません。
とりあえず食べます。
アラブの料理合わない!
料理からワキガの匂いがする!
あまり食べれずファイナルコールの時間が来ます。
急いでゲートに行きます。
もうすでに泣きそうです。
ウクライナでトランジットなのでロシア語圏です。
ロシア人の中に私だけアジアン。
心細すぎる!!!
ウクライナに着いてします。
初めてなので方法がわかりません。
何人もの職員の人達に聞きまくってようやくゲートを通る事が出来ました。
ここの女性はモノの言い方が強くてビビります。
誰もいない空港の中を一人さまよいます。
coffee shopを見つけました。
お兄さんにWi-Fiの事を聞こう…
えっと水でも買おうかな…
500ml日本円にして170円程度
はぶぅー( Д ) ゚ ゚
バカかー!
とりあえずクレジットで払います。現地通貨いらない!
お兄さんに聞いてWi-Fiを繋ぎました。
あ、やっと繋げた!
繋がるかわからないけど電話します。
「…もしもし?」
約束の時間をとうに過ぎたのに繋がりました。
ほっとした瞬間でした。
もう、心細さとウクライナにビビってるのと申し訳なさで号泣です。
丸顔「ずみまぜん…」
やっと繋がったと思ったら切れました。
Wi-Fiが。
ウクライナこえー!
どうにもこうにも繋がらず、また時間だけが過ぎていきます。
とりあえず深夜2時くらい。
もう、限界です。
トラベルシートを被り空港の片隅にある長椅子の上で眠るのでした。